有楽町駅と東京駅を結ぶ線路のガード下には、気になるお店が所狭しと立ち並んでいます。その中でも「インドマグロ」の文字が目を引いたのが「玉菊」。東京駅とともに何十年もずっと歩んできた、そんな雰囲気を感じさせる佇まいの店です。そんなにお腹が空いているというほどでもなかったのですが、軽く1杯ということで入ってみました。
店内は、向かい合わせのテーブル席がずーーーっと奥に一列。まるでうなぎの寝床のようです。遠くのほうに店員のおばさんの姿が見えたのですかさず呼んで、まずは生ビールを注文。お通しはメニューにも掲載されている牛すじの煮込み。さすが老舗の味、じっくりと煮込まれていて美味しいです。
この店はインドマグロが一押しということで、刺身3点盛りもあったのですが、ここは思い切ってインドマグロの中トロ・大トロが入った5点盛りを注文。運ばれてきた盛り合わせには赤身も入っていて、それぞれを食べ比べることができました。写真の上のほうで、左側が赤身、右側が中トロ、中央が大トロです。
実際に味わってみたところ、その日の仕入にもよるのかもしれませんが、大トロは筋が多いのが残念。それでもマグロの脂の旨みを堪能することはできましたが、とろけるような食感…というには程遠いものでした。中トロも大トロほどではありませんがやはり少し筋がありました。でも脂のノリは申し分なく、中トロが一番美味しかったと思います。
もう一品、ということで注文したポテトサラダ。すぐに運ばれてきて、量もたっぷりです。
この日は軽く一杯、ということだったのでこれで終了。インドマグロのカマ焼きも気になりましたが、今回はやめておきました。また次に来ることがあれば、ぜひ注文してみたいと思います。